六星占術のことは知らなくても、大殺界のことは御存知だったりするのではないでしょうか。大殺界と言えば、不吉なことが起こると思いがちですが、実際にはどうなのでしょうか。本記事では、大殺界のことについて詳しく解説していますので、ここでしっかりと理解しておきましょう。
大殺界の意味は?
六星占術では12年周期で運命を表しています。大殺界というのは、10番目の陰影、11番目の停止、12番目の減退の3年間のことを言います。この連続する3年間は、大殺界と言って一番悪いことが起こりやすい時期です。大殺界というと、悪いことが起こりやすいというイメージがあります。しかし、この時期を大切にしないと悪いことが起こってしまうので、十分に警戒してください。
大殺界というのは、人間の自己中に対して警告を発しているという捉え方をすれば、好調期のつけが回ってくるということです。好調気にイケイケで相手のことを顧みずに進んでいったときに、大殺界の時期にその人たちから裏切られたりします。好調期の変動が、一気に大殺界に来るということです。
12年の周期の中にはとても好調な時がある一方で、大殺界のように低調な時もあるということです。運命というのは常に好調が続くということはありません。中には不調な時もありますが、その時にどのように過ごすのかによって、不調期の捉え方が変わってきます。
今までの行動を顧みることで成長につなげよう
大殺界の時は、好調期と違ってうまく行かないことも多いでしょう。やりたいことを行ったとしてもうまく行かず、却ってトラブルを招くこともあるかもしれません。大殺界の時は、そういう行動に対して、シグナルを送っていると言えます。
今まで勝手気ままな行動をやっていた場合は、それを反省して自分の行動を見つめ直しましょう。しっかりと反省すれば、それほど恐れることは無いと言えるでしょう。
大殺界がいつなのか確認しよう?
大殺界という言葉を見ると相当悪いことが起こりそうな気がしてきますが、きちんと備えていればそれほど恐れる必要は無いでしょう。しかし、大殺界の時に無用な勝負に出たり、自分勝手な行動を取ると大殺界のあおりを受けることになるので、十分に注意をしておいてください。大殺界を甘く見ることがないように十分に備えておきましょう。
大殺界に陥っているのかどうかは、自分の運命星により異なってきます。まずは自分の運命星を占いにより確認するようにしてください。属している運命星によって、いつ大殺界が来るのかが決まってきますので、それに照らし合わせてチェックしてみましょう。
ある運命星によっては、今年大殺界ということも十分に起こり得ます。大殺界の時に大きな勝負に打って出るのは止めておいたほうが良いと言われています。大殺界の時は、一般的に冬の時代で、全体的に耐え忍ぶ時期になりますので、じっと耐えて新しい季節に備えるということがベストです。
年運を中心に確認しよう
運命は、一般的に知られている年運のほかにも、月運や日運というのもあります。それぞれに大殺界が存在しますので、月運や日運で大殺界が出ている時には十分に注意するようにしましょう。今後の行動スケジュールを立てる時に、大殺界のことを気にしながらスケジュールを立てるようにしてください。
一般的には年運の大殺界のほうが影響が強いですので、この1年が大殺界に該当する場合は、あまり大きな動きを見せずに今までの行動を見直します。月運や日運が良くても、年運が大殺界であれば、それは警戒しないといけないということです。